COLUMNコラム

簿記・会計を学ぶ重要性

2024年04月30日

こんにちは、アークエッジ代表取締役の林です。

現在、弊社ではSIerの社員様向けの研修を控えており研修コンテンツの開発を進めております。
今回は簿記・会計研修となっており簿記・会計の基本を押さえるとともに、簿記・会計が業務とどのように関わっていくかという実践的知識を習得することを目的にしています。

私は、どのような職種の方であっても簿記・会計を学ぶことはとても為になると思います。
簿記・会計の知識は、現在自分が働いている業界や会社に関わらず、どこでも通用する汎用性のあるもので、会社が変わったりしても役に立たなくなるということはありません。
また、企業内の様々な活動は、簿記を通じて記録され、会計として外部に業績や財務状況を報告したり
社内向けに情報をまとめて、自社の経営のために活用したりしますので簿記・会計の知識は、仕事をする上ですべての土台であり基本であると言っても差支えないと思います。

私は、社会人になってから当時の会社の上司に簿記・会計の知識を身に付けるように言われ、仕事以外の時間を活用し、必死になって勉強しましたが今振り返ると、あの時に簿記・会計を学んでおいて本当に良かったと思います。
私は経理として働いたことはないですが、それでも、様々な仕事のシーンで簿記・会計の知識が役立ったと感じたことが何度もありました。
簿記・会計を学ぶことで、計数感覚(会社の数字と企業活動の関係を理解する力)が磨かれます。
計数感覚は、職種に関わらず、キャリアアップするほど大切なスキルになり営業部のマネージャー然り、システム開発のプロジェクトリーダー然り、リーダーやマネジメントの立場の方、およびそれに近い立場の方は、必ず身に付けておいた方が良いスキルです。

システムエンジニアの方も、簿記・会計の基本は学んでおいた方が良いと思います。
まず、業務システムに関わるエンジニアの場合、会計システムであれば、簿記・会計の知識は必須となりますし会計以外の業務システムであっても、システムの全体像を踏まえると会計システムと必ず関連してきますので
簿記・会計の知識は大いに助けになります。
また、業務システムに関わらないweb系エンジニア等であっても簿記・会計の勉強を通じて身に着くコスト感覚は、開発や運用の現場でも役立ちますしお客様(特に、経営層や管理職レイヤーの方)とお話しする際に、簿記・会計のベースがあると質の高いコミュニケーションができます。

このように、簿記・会計の知識は社会人の基礎力として大切なので新入社員の教育研修に簿記・会計研修をすでに組み込んでいたり、簿記・会計の研修を新たに検討している企業様も多くいらっしゃいます。

アークエッジでは、企業の成長支援、およびそこで働く人たちの成長支援の一つとして簿記・会計の教育研修をご提供しています。
お客様の状況とニーズに合わせて、カリキュラムや実施方法は柔軟に対応できますのでぜひお気軽にご相談ください。